NEC のサーバーを新しく買いまして、
今まで使っていた DELL のサーバーからブログのデータを移す際に、
WordPress の高速化を試してみました。

 

APC のインストール

APC っていうのは Alternative PHP Cache の略で、
PHP の実行コードをキャッシュする仕組みらしい。

PHP: 導入 – Manual

WordPress は APC を利用するようにできてるらしい。
知らなかった……。

結構効果があるらしいので、
早速インストールしてみる。

# yum --enablerepo=utterramblings -y install php-apc

上記は Utter Ramblings リポジトリを使ってる場合。

標準リポジトリの場合は、

# yum  -y install php-apc

で、インストールできるはず。
ついでに php-pear もインストールされた。

# yum list installed | grep php-apc
php-apc.i386        3.1.6-1.jason.1        installed
# yum list installed | grep php-pear
php-pear.noarch        1:1.9.1-1.jason.1        installed

 

WP Super Cache のインストール

WordPress の記事をキャッシュするプラグインらしい。
似た名前で WP-Cache ってのもあるんだけど、
どっちの方がいいんだろ……?

とりあえず今回は WP Super Cache をインストールしました。

WordPress › WP Super Cache « WordPress Plugins

 

WP Super Cache のインストールは簡単でした。

  1. プラグインをアップロード(管理画面から新規追加でも可)
  2. WP Super Cache を有効化
  3. WP Super Cache の設定画面へ移動
  4. 画面の指示通り wp-content のパーミッションを 777 に変更
  5. 画面の指示通り WP Super Cache の設定画面を再読み込み
  6. 画面の指示通り wp-config.php に define(‘WP_CACHE’, true); を追加
    (define(‘WP_DEBUG’, false); の下あたり)
  7. wp-config.php をアップロード
  8. WP Super Cache の設定画面を再読み込み
  9. wp-content のパーミッションを戻す(755 かな?)
  10. 「Caching On (Recommended) 」を選択して「ステータスを更新」をクリック
  11. Test Cache をクリックしてキャッシュの動作を確認

以上です。

なんかいろいろ細かく設定できるみたいだけど、
デフォルトの設定でいいよね……?

 

表示速度のチェック

表示速度は下記の Web サービスでチェックしました。
簡単そうだったんで。

WebWait – Benchmark Your Website

 

結果

20110207_001

左上から、

  • 旧サーバー
  • 新サーバー
  • 新サーバー + php-apc
  • 新サーバー + php-apc + WP Super Cache

の5秒毎に5回表示した時の平均表示速度です。

 

無事、表示速度が 2.5 倍になりました。

めでたし、めでたし。