Raspberry Pi 4 Model B のメモリ4GBのモデルが2019年11月26日から日本で発売されて、発売日当日に注文して、そのあと比較的すぐ手元に届いたんだけど、全然触る時間が取れなくて、やっと仕事が落ち着いてきて時間が取れるようになったので、 Raspbian を SD カードに焼いて、 SSH を有効にして、 WiFi を設定して、 Raspberry Pi 4 Model B に SD カードを挿入して、電源を入れるところまでできた。
購入した Raspberry Pi のモデルは前述の通り Raspberry Pi 4 Model B のメモリ4GBのモデル。購入時の価格は「6,596円(税込)」。RSコンポーネンツにて購入。
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/pi4_board_new.png)
RSコンポーネンツのサイトでは50万点以上の電子部品、工具の取り扱いがあり、 Raspberry Pi の工作・拡張に使える電子部品が多数取り揃えられている。例えば、 Raspberry Pi を外部端子と接続する際に、 Raspberry Pi の回路を静電気やサージ電圧から保護する役割のTVSダイオードなども同サイトから購入可能。
SD カードは Rasberry Pi 2 のときに買ったシリコンパワーの 8GB の Class 10 の microSD カードを流用した。
microSD カードは下記の商品。「8GB」の「Class 10」。
![シリコンパワー microSDHCカード 8GB class10 アダプタ付 永久保証 ブラック SP008GBSTH010V10SP](https://m.media-amazon.com/images/I/41IEidjj5sL.jpg)
シリコンパワー microSDHCカード 8GB class10 アダプタ付 永久保証 ブラック SP008GBSTH010V10SP
電源は Raspberry Pi 4 は「5V/3A」が必要らしいので、下記のアダプターを買った。Amazon.co.jp の仕様欄に「出力: 3.6-6V/3A」と書かれているので、多分、問題ないと思ってる。購入時の価格は「999円(税込)」。
![USB充電器 Quick Charge 3.0 充電器 Qualcomm 認証済 QC3.0 18W 急速 iPhone/iPad/Samsung Galaxy S10 S9 S8 Note8 / Sony Xperia XZ/Zenfone/Android/アイフォン/スマホ/タブレット 対応 急速充電 ACアダプター Quick Charge 2.0 対応](https://m.media-amazon.com/images/I/41+viPvMmdL.jpg)
「USB-A – USB-C」ケーブルは、今回私が購入したものと全く同じ商品は見つけられなかったけど、下記のメーカーの同じような製品の1Mのものを購入した。USBケーブルはなんでもよかったんだけど、永久保証につられて買ってみた。購入時の価格は「899円(税込)」。
![Rampow USB Type C ケーブル【3m/黒/保証付き】Oculus Link対応 USB3.0規格 usb-c タイプc ケーブル 急速充電 QuickCharge3.0対応 Sony Xperia XZ/XZ2,Samsung Galaxy S9/S8/A3/A7/A9/C5/7pro/C9,iQOS(アイコス),Nexus 5X/6P,GoPro Hero 5/6 アンドロイド多機種対応 3A急速充電 5Gbps高速データ転送](https://m.media-amazon.com/images/I/51Qzv5m69fL.jpg)
Raspberry Pi 4 Model B は CPU の性能が上がった関係で、 CPU が結構発熱するらしいので、ヒートシンクも購入した。
購入したのは下記のヒートシンク。購入時の価格は「754円(税込)」。
RPI-COOLINGKIT.9 | OKW Enclosures ヒートシンク
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/20200205_01-1024x768.jpg)
Raspberry Pi 4 Model B につけるとこんな感じ。
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/20200205_02-1024x768.jpg)
比較用として、ヒートシンクをつける前はこんな感じ。
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/20200205_03-1024x768.jpg)
ケースもRSコンポーネンツで購入。購入したのは下記の商品。購入時の価格は「583円(税込)」。
ASM-1900133-01 | Okdo クリア ケース, Pi 4, Pi 4 Standard ASM-1900133-01
ケース自体はこんな感じ。
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/20200205_04-1024x768.jpg)
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/20200205_05-1024x768.jpg)
Raspberry Pi 4 Model B を収めるとこんな感じ。
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/20200205_06-1024x768.jpg)
![](https://dounokouno.com/wp-content/uploads/2020/02/20200205_07-1024x768.jpg)
Raspbian は Raspberry Pi 2 の時と同じ手順で microSD カードに焼いた。
OS を焼いた microSD カードの root ディレクトリに ssh
というファイルがあると ssh が初期状態で有効になるらしいので、 ssh
ファイルを作成した。
$ cd /Volumes/boot/
$ touch ssh
あと、同じく root ディレクトリに wpa_supplicant.conf
を配置しておくと、その内容で /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
を置き換えてくれて、初回の OS 起動時に WiFi に繋がっているようにできるらしいので、 root ディレクトリに wpa_supplicant.conf
を作成した。
WiFi の設定情報の中に wpa_passphrase
コマンドでハッシュ化したキーが必要になるんだけど、 macOS には無いコマンドのようだったので、別の Linux マシンで wpa_passphrase
コマンドを実行してハッシュ化したキーを事前に作成しておいた。
$ wpa_passphrase "SSID name"
# reading passphrase from stdin
{ここに WiFi のパスワードを入力する}
network={
ssid="SSID name"
#psk="{ ↑ で入力したパスワード}"
psk="{ハッシュ化されたキー}"
}
上記を使って、 microSD カードの root ディレクトリで下記のように wpa_supplicant.conf
を作成した。
$ vi wpa_supplicant.conf
country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="SSID name"
psk="{ハッシュ化されたキー}"
}
この状態で microSD カードを Raspberry Pi 4 に刺して、電源ケーブルを繋ぐと、 WiFi に繋がって、 ssh pi@raspberrypi.local
(パスワードは raspberry
)で SSH 接続ができる。
以上、 Raspberry Pi 4 Model B を買った話でした。周辺機器(?)も含めると合計で「9,831円(税込)」也。結構しますね。。
このあと、 Raspberry Pi 4 Model B で UnixBench を実行した結果のブログを書く予定。