ある暑い日にエアコンをつけたらエアコンから出てくる空気がすごくカビ臭くて、これは本格的に暑くなる前にエアコンをきれいにしておきたいと思って、エアコンの掃除業者の料金を調べたら、 お掃除本舗はエアコン1台11,000円(税抜) 、ダスキンはエアコン1台12,000円 で、うちはエアコンが2台あるのでどちらに依頼しても2万数千円になるので、2万数千円の出費は痛いなぁと思って、自分でエアコンを掃除することにしました。
調べてみたら、自分でやる人用の専用のスプレー式のクリーナーがあって、実際にやってみたら結構簡単にできたので、商品と手順の紹介と、また何年後かに再度自分でやる時用のメモです。
ファン部の掃除
まずファン部(エアコン下部の空気が出る部分)の掃除はこれ。
くうきれいエアコンファン洗浄剤 (エアコン洗浄剤送風ファン用 養生シート付き)
うちはエアコンが2台あるので、2つセットのものを購入しました。
ショーワ㈱ くうきれい AFC-501 【お買い得2台分セット】エアコン送風ファンクリーナー (養生シート付き)
購入時の価格は「4,650円(税込)」。
ファン部の掃除の流れ
説明書にある通りなんだけど、
- エアコンの電源を落とす(念のためコンセントも抜いておく)
- 養生シートをつける
- ムーススプレーをファン部に吹きかける(ファン部にムースをつける感じ)
- 20〜30分置いておく
- リンススプレーを吹きかける
- 5分置いておく
といった流れです。
特に力がいるような作業はないので、女性でも簡単にできると思います。ちなみに、エアコンの高さで作業をするので椅子や脚立が必要です。
注意点
ファンをスプレーのノズルで回すのは難しい
説明書には「スプレーのノズルで押し回しながらムーススプレーを吹きかける」と書いてあるけど、スプレーノズルは柔らかくて押し回すのは結構難しいので、私は割り箸を使いました。割り箸のほうが押し回すのが簡単でした。
リンススプレーではムースの泡が全部落ちない
リンススプレーでムースの泡を落とすんだけど、リンススプレー一本では全部の泡が落ちなくて、もしかするとざっくり泡が落ちていればOKなのかもしれないけど、泡が残っているのは気になるので、後述の ペットボトル専用加圧式スプレー を使って泡を落とした。
養生シートの外側に汚水が漏れる場合がある
養生シートはちゃんとつけないと汚水が壁とか床に漏れつたってしまうので注意が必要。念のためバケツと雑巾を用意しておくといいかも。(私は2回やって2回とも汚水が漏れつたってしまいました…。多分、養生シートのつけ方が悪かったんだと思う。)
エアフィルター部の掃除
エアフィルター部(エアコンが空気を取り込む部分)の掃除はこれ。
ケミコート 超電水 エアコン内部クリーナー シュ! シュ! 420ml
購入時の価格は「1,296円(税込)」。
使い方によるかもしれないけど、私はスプレー1本でエアコン2台の掃除ができました。(2台使ってまだ少し余っています。3台目もいけそうな感じです。)
「エアフィルター部」にスプレーしても「ファン部」には影響はないので、「ファン部」のムースをつけ置きしている間に「エアフィルター部」の掃除をやると無駄がないけど、「エアフィルター部」の掃除は数分で終わるので、ファン部の掃除が終わってからゆっくりやっても良いので、お好みでどうぞ。(私は「ファン部」の掃除が終わってから「エアフィルター部」の掃除をしました。)
その他あるといいもの
バケツ
↑ に書いた通りだけど、リンススプレーやペットボトル加圧式スプレーでムースの泡を落としているときに汚水が壁をつたって落ちてくる場合があるので、用意しておくと良いと思う。
雑巾(数枚)
リンススプレーやペットボトル加圧スプレーでムースの泡をきれいにしたあとやエアフィルター部の掃除のあとに、エアコンの周りを拭くときに使います。↑ にも書いた通り、汚水が壁を伝ってくる場合があるので、数枚用意しておくといざというときに慌てなくてすみます。
ペットボトル専用加圧式スプレー
購入時の価格は「868円(税込)」
ムースの泡がリンススプレーだけではきれいに落ちないので、これじゃなくてもいいけど、こういったスプレーがあると良い。
まとめ
以上、エアコンを自分で掃除した話でした。
掃除後にエアコンをつけてみたら、多少薬品っぽい匂いがするけど、カビ臭さはなくなって、エアコンから出てくる空気がきれいで気持ちが良いです。また、業者に依頼すると2万数千円かかるところを、クリーナーの購入費用が約7,000円で、1万5千円くらい節約できたのでとても満足です。
これくらいの作業なら毎年やっても苦じゃないので、また来年もやりたいと思います。
来年は養生シートを貼るところをもっとうまくなりたい。