2018年5月5日追記: Shairport の派生バージョンの shairport-sync で AirPlay 環境を構築する場合はこちら

今更ながらRaspberry Piを購入しました。

別の目的で使う予定だったんだけど、
その目的はLinuxを必要とせず、Macだけで完結してしまったので、
以前から試してみたかったRaspberry PiをAirPlay端末にする、というのをやってみました。

以下、構築の手順のメモです。

 

Raspberry Pi本体の購入

Raspberry Pi本体は日本の正規代理店アールエスコンポーネンツのオンラインストアで購入できます。

Raspberry Pi(ラズベリーパイ)
http://jp.rs-online.com/web/generalDisplay.html?id=raspberrypi

上記URLにアクセスすると「個人でのご購入の場合はこちら」「通常のRSとのお取り引きの場合はこちら」の二つのボタンが表示されていて、個人での購入だからと思って「個人でのご購入の場合はこちら」をクリックすると最終的に海外のサイトから買ってねってことになっちゃうんですが、「通常のRSとのお取り引きの場合はこちら」をクリックすると、個人でも日本のアールエスコンポーネンツから購入することが可能です。

 

Raspberry Pi本体には「Type A」と「Type B」があって、「Type B」のほうが上位モデルで、メモリ要領やUSB端子の数が違ったり、「Type A」には有線LANの端子が無かったりするので、特別な理由が無ければ「Type B」を買っておけば良いと思います。700円くらいしか違わないですし。

詳しい「Type A」と「Type B」の違いはWikipediaを参照。

ハードウェア – Raspberry Pi – Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/Raspberry_Pi#.E3.83.8F.E3.83.BC.E3.83.89.E3.82.A6.E3.82.A7.E3.82.A2

 

私はもちろん「Raspberry Pi Type B」を購入。
購入時の価格は「3,300円(税抜き)」。

Raspberry Pi Type B Raspberry Pi Type B 512MB
http://jp.rs-online.com/web/p/processor-microcontroller-development-kits/7568308/

 

私はクリアケースも買いました。
購入時の価格は「980円(税抜き)」。

ASM1900004_01 Raspberry Pi Type B Case, Clear
http://jp.rs-online.com/web/p/processor-microcontroller-development-kits/7644382/

 

Raspberry Piをクリアケースに入れるとこんな感じ。

 

ちなみに、AmazonだとRaspberry Pi Type B本体が4,000円以上したりするので、普通にアールエスコンポーネンツさんで購入するのが良いと思います。

 

周辺機器の購入

周辺機器は主に下記のものが必要になります。

  • microUSB電源(5V、700mA以上)
  • SDカード(8GB以上、class 10が良いらしいです。)
  • HDMIケーブル
  • LANケーブル
  • USBハブ
  • USBキーボード
  • USBマウス
  • USB無線LAN
  • USBサウンドカード

 

microUSB電源

microUSB電源の各種ケーブルは「スマホとか持ってれば余ってるでしょ?」って感じらしいんですけど、私は余っていないので、下記の商品を購入。

microUSBケーブル&充電アダプタセット docomo ドコモ GALAXY NEXUS SC-04D/GALAXY Note SC-05D/GALAXY S3 SC-06Dなど各種スマートフォンに対応 バルク品【スマートフォンなどの充電に】
microUSBケーブル&充電アダプタセット docomo ドコモ GALAXY NEXUS SC-04D/GALAXY Note SC-05D/GALAXY S3 SC-06Dなど各種スマートフォンに対応 バルク品【スマートフォンなどの充電に】

購入時の価格は「840円(税込み)」。

 

付属のケーブルが1mで、私の用途には足りなかったので、2mのケーブルを購入。

ELECOM Micro-USB(A-MicroB)ケーブル 2.0m ブラック MPA-AMB20BK
ELECOM Micro-USB(A-MicroB)ケーブル 2.0m ブラック MPA-AMB20BK

購入時の価格は「718円(税込み)」。

 

SDカード

SDカードは「8GB」の「class 10」が一番コスパが良いらしいです。

動作するSDカードの一覧ページがあって、購入前にそのSDカードが動作するかを調べれるんだけど、同じ商品でも動作しない場合があるみたい(同じ商品名だけど「nok」になっているものがある)なので、動作しなかったらハズレだと思って諦めるしか無いのかもしれない。

RPi SD cards – eLinux.org
http://elinux.org/RPi_SD_cards
→動作するSDカードの一覧ページ

とりあえず、メジャーなメーカーなら大丈夫なんじゃないかと思って、下記の商品を購入。

Kingston SDHCカード 8GB Class10 SD10V/8GB KF-C198G-4R
Kingston SDHCカード 8GB Class10 SD10V/8GB KF-C198G-4R

購入時の価格は「816円(税込み)」。

 

HDMIケーブル、LANケーブル、USBキーボード、USBマウス

HDMIケーブル、LANケーブル、USBキーボード、USBマウスはすでに持っていたので割愛。

USBキーボードはシリコンキーボードとか使うと、片付けが楽だし、ダイハード4のハッカーっぽくてかっこいい気がする。

サンワダイレクト シリコンキーボード 防水 キーボード 静音 PCキーボード ブラック 400-SKB013BK
サンワダイレクト シリコンキーボード 防水 キーボード 静音 PCキーボード ブラック 400-SKB013BK

 

USBハブ

USBハブは無くても良いんだけど、Raspberry Pi本体にはUSBポートが二つしかないので、USB機器を二つ以上使う場合は必須アイテム。

USBハブは何でいいっぽいいので、下記商品を購入。

iBUFFALO USB2.0Hub バスパワー 4ポート ケーブル収納タイプ ブラック BSH4U11BK
iBUFFALO USB2.0Hub バスパワー 4ポート ケーブル収納タイプ ブラック BSH4U11BK

購入時の価格は「1,100円(税込み)」。
近所のケーズデンキで買ったので、ちょっと高かった。
っといっても、Amazonの価格より400円高いくらいだけど。

 

USB無線LAN

有線LANだとLANケーブルの取り回しがいろいろめんどくさいので、USB無線LANを購入。

下記商品がRaspberry Piで動作したっていう記事をどこかで読んだので、下記商品を購入。
(どこで読んだかは失念…。)

BUFFALO 無線LAN子機 コンパクトモデル 11n技術・11g/b対応 WLI-UC-GNM
BUFFALO 無線LAN子機 コンパクトモデル 11n技術・11g/b対応 WLI-UC-GNM

購入時の価格は「800円(税込み)」。

 

USBサウンドカード

参考サイトに「Raspberry Piのオンボードのサウンドボードは貧弱だからUSBサウンドカードを使え!」って書いてあったので、下記商品を購入。

iBUFFALO USBオーディオ変換ケーブル(USB A to 3.5mmステレオミニプラグ) Mac PS3でステレオミニプラグ接続のヘッドセットが使える ブラック BSHSAU01BK
iBUFFALO USBオーディオ変換ケーブル(USB A to 3.5mmステレオミニプラグ) Mac PS3でステレオミニプラグ接続のヘッドセットが使える ブラック BSHSAU01BK

購入時の価格は「1,189円(税込み)」。

 

以上、合計で「9,743円」也。
(税別と税別が混ざってるので正確じゃないけど。)

AirMac Expressの定価が「9,800円(税込み)」なので、AirMac Expressよりも「63円」安いです!!

Apple AirMac Express ベースステーション MC414J/A
Apple AirMac Express ベースステーション MC414J/A

 

…orz

まぁ、Raspberry PiはAirPlay端末以外の用途にも使えますし…。

 

「Raspberry Pi本体と周辺機器の購入編」は以上です。

次の記事「Raspberry PiをAirPlay端末にするまでの手順のメモ(OSのインストールと各種設定編)」に続きます。